顔や背中のニキビをケミカルピーリングで改善
顔や背中にできたニキビが、なかなか治らないケースはよくあります。ニキビを治したいなら、肌を清潔に保つことが大切です。汗をかいたら、こまめに拭き取りましょう。けれど、自力でニキビを治せない場合は、美容皮膚科が頼りになります。
美容皮膚科では、顔や背中にできたニキビの治療方法として、ケミカルピーリングを導入しています。ケミカルピーリングとは、肌にグリコール酸やサリチル酸などの薬品を塗って、患部の表面を剥がす治療方法です。
症状によって、使用する薬品の種類が変わります。きちんと診察を受けることが大事です。
角質層に刺激を与えることによって、肌のターンオーバーを促進します。古い角質層が剥がれると、コラーゲンが生成されて、ハリのある肌になります。尚、ニキビの部分だけに薬品を塗りますので、ほかの肌には影響を与えません。
ケミカルピーリングを受ける回数は、症状によって異なります。症状が深刻な場合には、3回から4回程度の治療が必要になります。ただし、ケミカルピーリングを受けたら、2週間から3週間ほど間隔を開けることがポイントです。短期間に複数の治療を受けると、肌がダメージを受ける怖れがありますので注意しましょう。治療の回数に応じて料金が変動しますので、確認しておけば安心です。
生理中は肌が敏感になりますから、治療を受けるのは避けましょう。さらに、ケミカルピーリングの治療を受けた後は、肌がダメージを受けやすくなっています。紫外線が肌に当たらないように、日焼け対策をしましょう。
メイクをする場合には、刺激が少ないコスメを使うことが重要です。メイクをした後に肌の痛みや痒みを感じた時は、ただちに中止して、医師に相談することをおすすめします。