タトゥーの除去においてメリットの多いレーザー治療できる

タトゥーの除去においてメリットの多いレーザー治療とは

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一般的にタトゥーは真皮層まで彫り、色素を入れていきます。タトゥーを除去する方法には切除法や皮膚をそぎ落とす削皮術、他の皮膚を移植する植皮術、レーザー治療があります。範囲や状態などによって限界はありますが、中でもレーザー治療は傷跡が残りにくく、きれいに除去できる方法です。レーザー治療はレーザーが反応するメラニン色素だけを消去できるので、周囲の組織を傷めずにすむというメリットがあります。施術中の痛みも、輪ゴムで弾かれたような軽いものです。 1回ですべてきれいに消えるものではなく、繰り返し施術をすることで徐々に薄くなっていきます。

レーザー治療とタトゥーには色の相性があります。相性がよいとされているのは、黒や青、濃い目の茶色などで、相性が悪いのが赤や黄色、緑などです。個人差はありますが、相性がよい色であれば、2~3ヵ月間隔で5回程度の施術できれいに落とすことが可能です。 名刺程度のサイズであれば、1回の施術時間は10分程度。入院の必要はなく、翌日から入浴も可能です。副作用として施術後に腫れや、むくみ、内出血などが考えられますが、時間の経過とともに消えていくことがほとんどです。

レーザーが反応しにくい色や、時間をかけずに除去したい場合は切除法が適しています。ただし施術の跡は残ってしまうことが多いです。クリニックの中には、赤や黄色などの明るい色に対しても除去効果が期待できるレーザーを使用しているところがあります。タトゥーの除去は色や範囲、デザインなどによって適した施術方法を選ぶ必要があります。

傷跡を残さずきれいに除去するには、タトゥーの施術に関する実績が多く、さまざまな施術方法を採用しているところを選び、相談してみることが必要です。